Mac OS XでのDTPとは
Mac OS 9が起動できないマシンでするDTPとは
Classic環境の構築方法とは
OpenTypeをMac OS 9で使うには
Mac OS Xが実用的なOSとなり、DTP環境もMac OS Xに移行しつつあります。すぐさま移行することはないにしても、DTPの主要アプリケーションの最新バージョンは、Mac OSでは動作しないものに移行しています。いずれDTP環境もMac OS X上で行うことになります。
本書では、Mac OS Xの機能とその意味を取り上げ、具体的に移行するためにどのようすればいいのかをまとめたものです。Mac OS XでするDTPを3つのカテゴリーに分類し、それぞれの対応方法を整理しました。
まず最初にClassicでは、Mac OS 9がどこまで再現できるのかということを検証しました。いままで行っていたMac OS 9でのDTPがClassic環境で動作すれば、Mac OS Xへの移行は難しくありません。ここではClassicアプリケーションを利用するときの問題点と注意点を整理してあります。
Mac OS Xのメリットを生かすためには、ネイティプアプリケーションを利用することになります。ネイティブアプリケーションを利用するためには、アプリケーションのバージョンをアップすることになります。第三章では、新しいバージョンを使うときの注意点と、Mac OS Xでのフォント管理について整理しました。
また、Mac OS XではQuartzの機能でPDFを作成することができます。第四章では、Quartzで作成するPDFと、その分版出力の方法を整理してあります。
Mac OS Xに移行するのはそれほど難しいことではなくなりました。本書は、みなさんがスムーズにClassicを含むMac OS X環境に移行することを願って書いたものです。私はすでにClassicを併用したMac OS X環境でDTPしていますが、明らかに、Mac OSよりも快適です。みなさんに是非、この快適なOS環境を知って欲しいと願うばかりです。(上高地仁)
※なお、この書籍はMac OS X 10.2.4リリース時のものですが、DTPする上での基本的なことは、Classicが動作しないインテルマックを使わない限りほぼ同じです。
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